アパート経営 はじめるならいつ?
2023年6月1日
「資産形成のためにアパート経営をしてみたいけど、いつから始めるのがいいのだろう?」こんな風に考えている方も多いのではないでしょうか。昇給したタイミング?子どもの教育費がかからなくなってから?もちろんアパート経営を始めるなら資金面にある程度余裕があることは重要です。
しかし、いつから始めるのがいいのかと問われたら、答えは……
「融資を受けられるならいつでも、そしてより早い方がよい!」です。
20代でも30代でも融資を受けられるのであれば、アパート経営を始めるのに早いに越したことはありません。その理由をご説明しましょう。
①戸数が多い方が安定した収益が見込める
アパート経営では入退去に伴う空室期間が生じます。戸数が多い方が空室リスクを分散できるため収益が安定します。ただし、戸数を増やすためには棟数も増やさないといけません。戸数や棟数を増やすためにはそれなりの年数が必要になるので、若いうちに始める方がいいと言えるでしょう。
②審査に通りやすく返済がしやすい
なるべく長期間の融資を組む方が毎月の返済額が下がり、キャッシュフローが安定します。返済期間が短いと月々の返済額が上がり、イレギュラーが発生した場合に生活費を圧迫することも。また、若くて健康ならば団体信用生命保険(団信)に加入が可能です。団信とは、万が一の事故等によってローン返済が難しくなった場合にローン残高がゼロになる保険。金融機関によっては加入を融資の条件にしていることもあるため、病歴がないうちに検討したほうがよいでしょう。
③短期間での経営はリスクが高い
アパート経営は短期投資とは異なり、すぐに大きな利益が上がることはありません。景気動向や税制などの社会状況の変化も関係してきます。もし5年以下の短期で手放すことになったら、短期譲渡所得として5年超の場合よりも支払う所得税、住民税が高くなることも…。売る・売らないも含めて戦略的に進めるのであれば、10年・20年先を見据えて計画を立てる必要があります。
さらに、短期目線で戸数を増やすことを追い求めてしまうと「もっと戸数を増やしたら自分の資産は上がるのに!」という心情に陥ってしまいがちです。これでは、本来の≪利益を得るために戸数を増やす≫ではなく≪戸数を増やしさえすれば(見た目上の)資産が上がる≫ということに目的がすり替わり、無理な融資を受けてしまうことに繋がってしまいます。
このように、アパート経営はハイリスク・ハイリターンではなく中長期的な投資です。繰り上げ返済や余剰金の運用など、資産形成が早期にできることを考えても早めに始める方がメリットを享受しやすくなります。とはいえ、初期費用や自己準備資金はどのぐらい必要なのか、融資は受けられるのか、といった不安や疑問が残りますよね。KIZUKUでは個別にしっかりヒアリングを行い、資金計画を立案。金融機関との融資交渉もしっかりサポートします。
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いつかはアパート経営を…と思っている方もまずはご相談ください!