2023年7月完成物件その融資の裏側 - IQが高くなるアパート経営 | KIZUKU | 広島

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2023年7月完成物件その融資の裏側

2023年9月19日

2023年7月、島根県松江市の中心部に弊社プロデュースのアパートが新しく完成いたしました。今回は、その物件の融資(金融機関から資金を借りるということ)に関するお話をご紹介していきたいと思います。

 

 

土地・建物および本件オーナー様基本情報

 

–物件情報–
土地面積:約400㎡
延床面積:約300㎡
容積対象面積:約250㎡
木造3階建て 1LDK 9戸 (駐車場 9台)

 

–オーナー様情報–
性別:男性
年齢:37歳
職業:会社役員
居住地:広島市

 

 

この物件のオーナー様は、すでに弊社プロデュースの物件を2棟、お持ちの方です。その2棟は島根県の出雲市にあります。アパート経営は持っている総戸数が多いほど安定するという話を過去コラムでもご紹介しておりましたが、このオーナー様も順調に戸数を増やし、安定経営を進めておられます。

 

 

お手持ちのアパートは、

 

1棟目: 2018年1月竣工 木造3階建て 1R  12戸 (駐車場 12台)
2棟目: 2023年3月竣工 木造3階建て 1LDK 12戸 (駐車場 9台)

 

となっていて、今回のアパートを合わせて33戸を経営されることとになりました。

 

 

ここで一番疑問となるのが、『前2棟分の借り入れ金はまだ返済していないはずなのに銀行からお金が借りられるのか?』という点にあると思います。

 

結果的に借りられているのですが、なぜ?という部分をご説明します。

 

今回の融資についての裏側

 

 

資金が借りられた理由1:以前建てた2棟から安定して収益を得られている

 

1棟目の物件は2018年築ですから、もちろん現在までに空室がちらちら見受けられる時期もございました。ただ、その分それを2棟目の収益で補い、結果的に大幅利益となっているのです。戸数を多く持つと安定経営になるというお手本のような形ですね。

 

 

資金が借りられた理由2:出資を抑えて収益性の高い物件になるようにしている

 

今回のオーナー様は広島市に住んでおられますが、建てた物件は全て島根県にあります。
やはり安心・安全を考えて、人の多い都会の土地をご希望されているオーナー様はたくさんいらっしゃいますが、そういった場所は土地価格が高いため、出資面でも様々なハードルが高くなってしまいます。
広島市内などよりも土地価格の低い、しかしながら家賃相場が高く、安定入居が見込まれる土地というのは、アパート経営にとって絶好の土地と言えるでしょう。
ご自身の住みたい土地にアパートを持ちたいというお気持ちもあると思いますが、少し土地に関する視点を変えてみるのもいいのではないでしょうか。

 

 

資金が借りられた理由3:資金を貸してくれやすい銀行を選択した

 

「今まで取引があるから」というのも銀行を選択する上で大きな理由となります。ただ、そこが資金を貸してくれなければ仕方がありません。
あまり知られていないかもしれませんが、銀行によって資金を貸す・貸さないの基準や、プライオリティは全く違います。オーナー様の状況と属性、今後のお金の動きなどを総合的に考え、【資金を貸すという判断をしてくれそうな銀行】に相談をするというのが最善です。もちろん、今回オーナー様ご自身がそうしたというよりは、そういったノウハウなどを持った弊社が銀行をご推薦したということになります。

 

 

 

島根に3棟アパートを持ったオーナー様のお話、いかがでしたでしょうか。
今回の新築アパートも、引っ越し閑散期である7月ということで、さすがに竣工前満室とはいかなかったのですが、入居可能日から20日ほど経過した現在では、すでに7/9室が埋まっています。これからの秋の引っ越し繁忙期に向けて満室まっしぐらといったところではないでしょうか!

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